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見習い天使とコイスルオトメ

第3章 わたしの想い

え?

「え、な、なんか今日いつもと違うよね?あたし。」

「は?何言ってんの?いいから遅刻するわよ。」



そう言ってお母さんはこれまた勢いよく階段を駆け下りて行った。


どーして?
あんなに騒がしいお母さんが来てもレオンは一切起きる様子がない。
やっぱこの人は天使だから見えないのかな?

「そーだよ。」

レオンは心を読んだようにいきなり喋り出した。

「あ、あんた、起きてたの?てゆうか、あたしの心を読んだの?!」



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