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見習い天使とコイスルオトメ

第5章 動き出す日常


---ん~---

パチッ

「あ、起きた。」

き…
「きゃーーー!!!!」

「てめぇ、朝っぱらから…」

「だ、だって、いきなり目の前に男の顔ありゃ誰だって驚くわよ!」

「キス…されると思った?ふふふ…」

レオンは明らかに見下した顔をしてそう言った。


こ、この男…。


「いいからどきなさいよ!この変態!」

「変態ってのは下心がある奴がするんだよ。お前に下心なんか持つわけねーだろ。」

そういいながらあたしの上からレオンはどくと、ふよふよと空を飛んでいる。

「まあ、俺はお前があの奏馬って男とくっついてさえくれればそれでいいんだが…。」

だったら…

「もうあたしのベットにはいるの禁止。いいわね!」


「え、えぇ…………ごめんなさい…。」


どんだけベット好きなのよ…。もう…。






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