見習い天使とコイスルオトメ
第7章 詩のウソ
「先輩を初めて知ったのは入学式の時。体育館に向かう途中で猫とじゃれてる先輩を見かけたの。あんまり幼く笑うから…思わず魅入っちゃって
“猫好き?”
“うん…。”
“俺も大好き”
先輩はあたしが猫好きで猫に魅入っちゃってたと思ってたらしくてさ。でも、そんなたわいない会話だったけど、凄い楽しかったのを今でも覚えてる。その日から毎日のようにその猫のところに行くようになったわ。そのうち先輩が好きになって、先輩に告白されて…。とても毎日がキラキラして楽しかった。
でも周りには言わなかった。言う必要もないと思ってたしさ。そして美音と友達になった。皆は怖がってわたしに近寄りたがらなかったのに美音だけは違ったの。
本当に本当に大切な子。居なきゃダメなの。あたしにはあの子が。だから、あの子が奏馬を好きって教えてくれた時あたしに出来ることは一つしかないと…そう思ったの…。」
“猫好き?”
“うん…。”
“俺も大好き”
先輩はあたしが猫好きで猫に魅入っちゃってたと思ってたらしくてさ。でも、そんなたわいない会話だったけど、凄い楽しかったのを今でも覚えてる。その日から毎日のようにその猫のところに行くようになったわ。そのうち先輩が好きになって、先輩に告白されて…。とても毎日がキラキラして楽しかった。
でも周りには言わなかった。言う必要もないと思ってたしさ。そして美音と友達になった。皆は怖がってわたしに近寄りたがらなかったのに美音だけは違ったの。
本当に本当に大切な子。居なきゃダメなの。あたしにはあの子が。だから、あの子が奏馬を好きって教えてくれた時あたしに出来ることは一つしかないと…そう思ったの…。」