キレーな顔した狼さん。
第8章 6匹目
「そん時、俺は…俺は…アイス食ってたんだよ!?」
「…………は?」
「だーかーらぁっ!アイスだよっアイス!!ソイツのせいで俺のアイスが落ちちまったんだよ!!」
「そーだぞっ!ゆっちゃん…あのアイス、すげー楽しみにしてたのによ!」
…アイス?
ゆっちゃん(笑)と友達A(メンドクサイのでこうなずける事にした)の叫びに、まさしく目が点になる俺
「それに汐里が関係あんのか?」
拍子抜けした俺の代わりに
瑠樹はゆっちゃん(笑)達を睨みながら言った
「あんに決まってんだろ!!
さすがに俺だって女に奢らせたりしねーよっ!でもな?謝るぐらいすんだろ!?なのにソイツ!走って逃げたんだぜ?」
女に奢らせないって…ゆっちゃん(笑)お前…いい奴だな
「それは確かにこの人が悪いけどよ、何で俺なんだ?」
全くもって意味がわからんと人差し指で自分を指しながらゆっちゃん(笑)に訪ねた
すると、とんでもない返答がゆっちゃん(笑)から返ってくる
「は?お前はソイツの男だろ?
男なら自分の女がおかした失敗くらい庇ってやんのが普通だろうがぁ」
え?誰が、こいつの男?え?俺?
「へ?」
ますます意味がわからなくなった…
「いいから早くアイス弁償しやがれっ!」
「あ、ああ」
思考は止まったままゆっちゃん(笑)にお金を渡そうと財布を開く
「ほら」
「え?」
開いた瞬間、後ろから瑠樹の手に握られた千円札が顔をだした
「これやるからとっとと失せろ」
なおも鋭い口調でゆっちゃん(笑)にいい放つ瑠樹
それに対しゆっちゃん(笑)は
「こんなに高いアイスじゃねぇ!こんなにはもらえねーから、あいよっ」
と、律儀にアイス分の料金以外のお金を瑠樹に渡して去っていった
「良かったですねっ!ゆっちゃんっ!早くアイス食いに行きましょう!」
なんてゆー友達Bの言葉が聞こえた気がした
………ヤ〇ザ顔でゆっちゃん(笑)でアイスで律儀って…ぶぷっ
あー、何かゆっちゃん(笑)好きかも
友達になれそーな気がする
必死に笑いを堪えてゆっちゃん(笑)について考えていると
「さて、こんな下らないことに汐里を巻き込んだのはお前だな?…瑠花(ルカ)」
瑠樹はまた酷く冷たい声で俺の腕にしがみつく女…瑠花と呼ばれたその女に話かけた
「…………は?」
「だーかーらぁっ!アイスだよっアイス!!ソイツのせいで俺のアイスが落ちちまったんだよ!!」
「そーだぞっ!ゆっちゃん…あのアイス、すげー楽しみにしてたのによ!」
…アイス?
ゆっちゃん(笑)と友達A(メンドクサイのでこうなずける事にした)の叫びに、まさしく目が点になる俺
「それに汐里が関係あんのか?」
拍子抜けした俺の代わりに
瑠樹はゆっちゃん(笑)達を睨みながら言った
「あんに決まってんだろ!!
さすがに俺だって女に奢らせたりしねーよっ!でもな?謝るぐらいすんだろ!?なのにソイツ!走って逃げたんだぜ?」
女に奢らせないって…ゆっちゃん(笑)お前…いい奴だな
「それは確かにこの人が悪いけどよ、何で俺なんだ?」
全くもって意味がわからんと人差し指で自分を指しながらゆっちゃん(笑)に訪ねた
すると、とんでもない返答がゆっちゃん(笑)から返ってくる
「は?お前はソイツの男だろ?
男なら自分の女がおかした失敗くらい庇ってやんのが普通だろうがぁ」
え?誰が、こいつの男?え?俺?
「へ?」
ますます意味がわからなくなった…
「いいから早くアイス弁償しやがれっ!」
「あ、ああ」
思考は止まったままゆっちゃん(笑)にお金を渡そうと財布を開く
「ほら」
「え?」
開いた瞬間、後ろから瑠樹の手に握られた千円札が顔をだした
「これやるからとっとと失せろ」
なおも鋭い口調でゆっちゃん(笑)にいい放つ瑠樹
それに対しゆっちゃん(笑)は
「こんなに高いアイスじゃねぇ!こんなにはもらえねーから、あいよっ」
と、律儀にアイス分の料金以外のお金を瑠樹に渡して去っていった
「良かったですねっ!ゆっちゃんっ!早くアイス食いに行きましょう!」
なんてゆー友達Bの言葉が聞こえた気がした
………ヤ〇ザ顔でゆっちゃん(笑)でアイスで律儀って…ぶぷっ
あー、何かゆっちゃん(笑)好きかも
友達になれそーな気がする
必死に笑いを堪えてゆっちゃん(笑)について考えていると
「さて、こんな下らないことに汐里を巻き込んだのはお前だな?…瑠花(ルカ)」
瑠樹はまた酷く冷たい声で俺の腕にしがみつく女…瑠花と呼ばれたその女に話かけた