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キレーな顔した狼さん。

第10章 7匹目

まぁ、見事な人だかりだこと。

んー…当たり前か?

美少女と美少年と……まぁ、俺が?//
ただならぬ雰囲気で話してたら注目も集めるわな

…あれ?

「おい、瑠樹!」

「なぁにー?」

「瑠花ばさ、あんなとこに1人で置いてきて大丈夫なのか?ナンパとか…」

あんだけの美少女だぞ?
厄介なやつに絡まれでもしたら…

「ああ…大丈夫だよ。多分アイツ…1人じゃないから」

「え?」

「まっ、いいじゃん?つか、アイツの事…呼び捨てすんの止めてよ」

「え…」

「いいから、止めて!よしっ、次どこいく??」

「お、おう…えっと」

頭が混乱したままの俺は、何考えてんのかよく解らない瑠樹と一緒にデート再開。

只今の時刻…2時30分。
親が帰ってくるまで、
あと…5時間30分。

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