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翔ちゃんとニノちゃんのヒミツ

第8章 ニノと相葉ちゃんの関係

翔「ふっ…二股!?」

ニ「はい…。二股です…。」

こんな可愛い小動物を見捨てた女がいるのか!?
どこのどいつだ!?(怒)

ニ「まあ、私がその子のことあんまり構ってあげてなかったからかなぁ…。そのときJr.だったし…。」

ベッドに「の」の字を書いていじけた仕草を俺に見せる。
コイツを捨てるわけがわからん。

翔「でもさぁ…。二股は酷いと思うよぉ…。」

ニ「ですよねぇ!?さすがの私でも怒りを覚えましたよw」

笑いながら話すニノ。
でもそのときはきっと傷ついたんだろうなぁ。

翔「傷ついた?そのとき。」

ニ「もちろんです。でもまあ、私もちょっと忙しかった時期だったので…。彼女にとっては良かったのかもしれませんね。」

翔「ううーん…。そうなのかなぁ?」

ニノが二股かけられたのはちょっと納得いかないなぁ。

ニ「…。そーゆーことがあったので…秘密は嫌いなんです。(笑)」

翔「…。「秘密」…かぁ…。」

だからニノはあの時俺達が付き合ってること皆に言ったのかな?
早く言わなきゃいけない。
そう思ったのかもしれない。
相葉ちゃんを傷つけるってこと覚悟して。

ニ「でもでもっ!しょ…ご主人様は二股なんてしないって信じてますから♪安心してられるんです♡」

ニノは凄く安心した笑顔を見せて俺に抱きついた。
雑誌とかで載ってる様なつくってる顔ではなくほんとの顔。
いわゆる素顔だ。
そんなニノに俺も素の笑顔を見せた。

翔「しないよ。そんなこと。俺はニノに隠し事なんて絶対しない。」

ギュッ

でも
潤くんが相葉ちゃんを好きだって事ニノに言ってない。
もしかしたら…。
これも「秘密」に入るのかもしれない。

翔「…。」ドクン…

ニノが一番恐れている「隠し事」を今してるのかな…。
俺…。
ニノを裏切ってるの…?

ニ「…?ご主人様?どーしたの?」

翔「…!…え?何が…?」

ニ「ご主人様の胸の音…急にスピード上がったから…。」

翔「…。」

ニ「やっぱり何か隠してるの?」

翔「…そんなこと…。」

ニ「隠してることくらい分かってる。何隠してるの?私達のこと?」

…言わなきゃダメなの?
潤くんを裏切らなきゃいけないの?
ニノのことは大好きなのに…。
言えない…。

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