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第11章 女

「知らばっくれないで!私、全部知っているんだから。
あんたとこの女が何をしてるか!」


私を指差し、不快な笑みで見つめながら

「あんたも好きものね。」


思わずカッとして、"バシッ!"


殴りつけ、髪を引っ張り上げて、


「いい?
ただの小塚い稼ぎの枕営業のあんたと話しが違うの。
私の悪口はいいわ、彼の悪口はやめて。」


刺すような目で見ながら私の手を振り払って店中見回して大笑いをし始めた。


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