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第5章 新しいのが全て?

菅野くんが不思議な眼差しで見つめていたので


「うん、まだ子どもだから早く本当の大人になりたい。」


「僕も早く大人になりたいなぁ。
それなりの責任もついてくるけど。」

また爽やかな笑顔だった。
貴方はもう立派な大人ですよ。と私は思って、そのまま淡々と勉強していたら菅野くんのペンケースがあまりにも古くボロボロなのに気がついた。

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