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「お疲れ様でしたァ。」
椿はバイトを終え、アパートへと向かっていた。「待っててな。雛ちゃん。兄ちゃんが今から帰るからなァ。」
満面の笑顔で椿は呟くと家へと向かっていった。
ちなみに、雛とは椿の妹で、まだ小学2年生である。
「ただいまァ！ひ～な、帰ったよ！」
いつもならここで雛がお兄ちゃん、おかえりなさい！と元気な声が聞こえてくるはずなのに、今日はやけに静かだ。
すると、玄関に一通の手紙があった。
そこにはこう書かれていた。
「貴様の妹は私がおいしく頂いた。返して欲しければ、妹のパンティを10枚持って、ワンダーランドに来い。夜中の12時までにだ。」
椿は無言で手紙を引き裂くと、ウォォ！と雄叫びを上げ、変態が待つワンダーランドまで行く事にした。勿論、パンティを持って。
一方、こちら雛と変態サイド。
「おじさん、あたし兄ちゃんの所に帰らないと。」
しかし、頭に猫の可愛い被り物をかぶり、上半身は裸でかなりいい体つきをして、ボクサーパンツを履いている男は、「ダメだ。君は1000人目の獲物なんだ。逃がさない。てゆうか、私と遊ばないか？ここは遊園地だ。」しかし雛は大声で泣き始めてしまった。
男はオロオロし始めた。
「何俺の妹を泣かしてんだコラァ！」
雛は笑顔になり、「お兄ちゃん！」と言った。