
アイツが私のご主人様!?
第11章 『嫌われたくない。』
ある日、俺は聞いてしまったんだ。
『ゆうきくんってね、なんでも買ってくれるんだよ~♥
だから、ミユ…ゆうきのこと好きじゃないけど一緒にいるのぉ~♪アハハ』
・・・・ショックだった。
俺は、その日から
ミユに金を貢ぐのをやめた。
案の定、フられたわ。フン
俺はいつもクラスで一番の人気者だった。
・・・でも、
俺が金を使わなくなった瞬間。
俺の周りには、誰もいなくなった。
『ねえ、一緒に遊んでもいい?』
『ごめん。
ゆうき、金を使わないお前には興味ないから。アハハ』
*
