
アイツが私のご主人様!?
第14章 『お前のファーストキス、買うわ。』
「俺が・・・、
今度、
りおチャンの一生の思い出になるファーストキスをしてやるから・・・。
覚悟しとけよっ!ニコッ」
『・・・えっ///?』
「さ、とりあえず!
教室戻るぞ。」
『う、うん・・・!』
神崎クンは、
何事もなかったかのように教室に向かい始める。
わたしも急いで神崎クンの後を追う。
屋上から校舎の中に入る手前。
突然、神崎クンが
いきなり立ち止まった。
わたしは、危うく神崎クンの背中にタックルしそうになる。
『ちょ・・・神崎クン!
危ないじゃん。もー…』
神崎クンはニヤリとわたしを見つめる。
(な、なに・・・?
イヤな予感しかしない・・・っうぅ…)
*
