
アイツが私のご主人様!?
第19章 契約解除!?
「・・・行くな。」
『・・・や。神崎クン、離して・・・!』
神崎クンは、
帰ろうとする私を…後ろから抱きしめてきた。
「・・・お前、
……俺の気持ち分かってんの!?」
『・・・嫌いなんでしょ?分かるよ…
だから、
もう、からかうの…やめてよ・・・!
離して、』
「・・・全然分かってねぇよ……!」
『・・・・ッ、神崎くん…
苦し…いよ・・・』
神崎クンは、更に強く抱きしめてくる。
痛いほどに・・・。
そして、まるで自分の気持ちを押し付けてくるように……。
*
