
アイツが私のご主人様!?
第22章 『とりあえず、脱げ。』
「りおチャンっ。ニコッ」
『え。』
なんか、神崎クン…
ベッドの上に上がってきたんですけど。
「なあ、りおチャン。」
『ぎゃあーーーっ!
近づかないでぇえーーッッ!!』
神崎クンが近づいてくるもんだから、
私、
とっさに布団を被る。
それでも、近づいてくる気配。あわわ
トントン、
神崎クンに布団越しに叩かれる。
私は、
顔だけを出してみる。
『な、なんでしょう?・・・ニコッ』
神崎クンは、満面の笑み。
「・・・なあ、りおチャン。
とりあえず、脱げ。ニコッ」
ひいぇぇえ~~~~!!!!!
わ、私・・・
絶対絶命ではないか……!?
*
