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アイツが私のご主人様!?

第23章 ハジメテ。










私、



涙目でキッとヤツを睨む。

いや、睨みつける。











『神崎クンのあほー!!!


ヘンタイ!エローー!!!





・・・なんなのよ…

こっ、こんなことして・・・////』









「んーー?


ちょっと、ムラムラしちゃってさぁ。ニコッ





でもさ、ごめんな。



俺、処女はメンドクサイからヤらねーの。プッ」











!!!!?







はああああ!!!???






ナニ言ってんだ・・・コイツ!!!!








さいあく!むかつく!!








イライラ……









『ほんとさいてーだね。フン





結局、誰でもよかったんだね!イラッ』














「まあ…



俺に処女奪われなくて…

よかったんじゃね…?」





『え・・・?』











「・・・まあ、



女子ってさあ…

なんか


ハジメテの相手は…好きなヤツがイイって言うじゃん?


俺には、よく分かんねーけどさ。フン」






『………』








神崎クンは言った。







「ま、りおチャンも


ハジメテは好きなヤツとヤれよな!



んー、一宏クンとかさっ。ニコッ」





『…なに、言ってんの?』









はあ・・




ちょっとだけ…




いや、



かなりドキドキしちゃった自分がバカだった。









じゃな!、と神崎クンは本当に帰っていった。










!!!!!




まじか。





どうしてくれるよ?


この、


ビショビショおパンツ。


ムラムラ、モンモン感……。












・・・・はあ、帰ろ。







*

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