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アイツが私のご主人様!?

第24章 『ねえ、覚えてる?』










「り、りお!!


とりあえず、時間やばいよ!!」






『え!?』









「じ~か~ん!!


また、遅刻しちゃうよッ!!!



ほら、行くよっ!」










一宏に手を引かれ、走り出す。






わわわ!一宏と手つないでる!

きゃ~~////…とか、


トキめいているヒマもなく・・・






サッカー部のエースに手を握られ走るワタシ。



うん、足手まといでしかナイ。


てか、足が絡まる絡まる!うわ~









そして、


優男のカズヒロは…正体が分からぬ彼女に向かって…



「キミも早く行かないと遅刻しちゃうよ!」って。


本当に優しいな!








すると、彼女。


走る!走る!!




え?陸上部?ってくらいのスピードで。おおっ









とりあえず、


ワタシとカズヒロはギリギリセーフで遅刻を免れた!!!









・・・あれ?


あの子は、途中ではぐれちゃったみたいだ。





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