
アイツが私のご主人様!?
第24章 『ねえ、覚えてる?』
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・・・・んだよ!横に座ってる
このオンナ…。
………めっちゃガン見してくるんだけど。
マジうぜー。
放課後。
俺、りおチャンに話しかけようとする。
「おい、りおチャン!」
『ひいぃっ!
かんざき…くん、』
「あのさあ…」
「ねっ、カンザキくんっ!
ちょっと、いい?ニコッ」
はあ?
え、さっき俺をガン見してきたオンナ。…
ナンだよ…
『じゃじゃ邪魔したら悪いし…
じゃっ、神崎クンまたねっ!ニコッ』
「あっ、りおチャン…!!」
くっそ…
コイツのせいで…りおチャン帰っちまったじゃねぇか…ムカ
「……なんだよ、オマエ。」
放課後。
教室に俺とコイツの2人きりになった。
……はあ、早く帰りてぇよ。
りおチャンと話せないなら…
ココにいる意味ないしな…アハハ…
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