
アイツが私のご主人様!?
第33章 まさかの王子登場。
ついに、
文化祭1日目が始まる!
白雪姫の本番の日がやってきた!!
今は、舞台裏。
みんな、
それぞれの役のスタンバイをしている。
そんな私の役は、
七人の小人の中の1人!!笑
あー、
あんまり目立たない役でよかったぁ~~!!
『ぷぷっ!
なんだよ、その格好!アハハ!
どう見ても、
ニットかぶった幼女にしか見えねぇんだけど!プププッ!』
…………はいはい、
また!バカにしてるんですね。
「神崎クン、うるさいわっ!ふんっ
………神崎クンなんて!
鏡役のくせにぃ!
わたしはヒト!
神崎クンはモノじゃん!フン
わたしの方が、
イイ役ですよーだっ!ふんっ」
「はあっ?
りおチャンは、
ハイホーハイホー言っときゃ良いだけじゃん!
俺の方が重要な役だわっ!!フン」
………なんで、
本番前に…
こんな言い争いしてるんだろ。あはは…
*
