
アイツが私のご主人様!?
第36章 『あの日の事を思い出せ。』
─────え!!!
「…は?、アイツって。」
『ん…っ!
あぅ…っ、やめ……ッ!!』
「……マジかよ。」
公園のすべり台の下にあるスペースで喘いでるオンナ。
「へ~、矢沢りお…フン
やっぱり、
ヘンタイか。ププッ」
アイツ、
…彼氏いたのか。
「あ~あ、
せっかく、
久しぶりに気に入ったオンナだったのに。
もったいねぇ・・・!フン」
あ~あ、
お楽しみ中のヘンタイカップルは置いて帰るか。はあ…
なんか、ムカつく。フン
公園から出ようとした時、聞こえたんだ。
りおチャンの声。
『助けて…!
助けて……ッ!!!
か、一宏ぉッ!!!』
「アイツ……!」
お前の『助けて』って声。
その声聞いたら、
自然と身体が動いた。
くやしいけど!
お前を助けてやらなきゃって思った。フン
一宏くんってゆう言葉にムカついたけどな。ププッ
嫉妬?
笑えるよな!アハハ!
*
