テキストサイズ

私の彼氏はアニメオタク!?

第5章 初デート予定たてました!

「早く決めろ!」
「う・・・か、考えさせてぇー!」
「あ!ちょ!どこ行くのよー!」

私は、つい逃げてしまった。
自然と走った足は、屋上へと向かっていた。
だって、屋上には・・・

バンッ!
私は勢いよく扉を開けた。

「んー・・・うるさい・・・」
扉を開ける音で、ぼやきながら、起きたのは斎藤くんだった。
「ごめんね、斎藤くん・・・。つい、癖で・・・」
「変な癖付けんなよ」
斎藤くんは、笑いながら言った。
私が思いっきり扉を開けるのには理由があるのです。
無駄に勢いよく扉を開けているわけではないです。

斎藤くんは、いつも屋上で寝ています。
私が屋上に行っても、寝ていたら話はできません。
だから、扉を勢いよく開けて、斎藤くんを起こしているのです!
不機嫌にはなるけど・・・。
怒った斎藤くんもカッコ良くて、可愛いけどね♪

ストーリーメニュー

TOPTOPへ