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紅桜学園イケメン部!

第14章 運命の日




「おにーちゃん…」


時間は夜8時。

震える瑠菜。あいつは8時過ぎに現れるのだ。

時間が進めば進むほど、俺の体は震えた。



「瑠菜、今日俺はあいつを殺す」

「え…?」

俺はポケットに入っていた果物ナイフを見せる。


瑠菜の顔は、曇る。

俺だって自分の手で親なんて殺したくない。

・・・そんな事、やりたくない。


だけど、俺らがやらなければ殺される。

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