テキストサイズ

紅桜学園イケメン部!

第32章 こたつと冬



あっという間に紅フェスが終わり、そのまま冬休み。


今頃家でベットの中で寝てるか、リビングのこたつでぬくぬくしているはずなのに…。



「ねぇ…一体何をしてるの?」

「何ってみりゃぁー分かんだろ!」


優雅があたしを『馬鹿だろ』とでも付け足したいような表情でじっと睨む。



…いや、見れば分かるわよ。
雪だるまは見れば分かる。


でも、布団のぬくぬくは?
あたしのこたつは?


一面の雪にげんなりしてしまう。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ