
届きそうで、届かなくて、、、届けたくて。
第9章 episode8 ~*ごめんなさい*~
そっと目を開けると
和「唯!?大丈夫か?」
唯「……二宮、さん…」
私のことを不安気な目で見ていた
唯「あの、、私…。」
和「ぶっ倒れたんだよ」
唯「えっ、」
その瞬間、
“役に立たなかったら、追い出すから”
その言葉が頭によぎる
私は、、、
役に立たなかった挙げ句、迷惑までかけた……
また涙が溢れた
唯「…ごめんなさい、、ごめんなさいっ!!……私っ、、」
もう、、
終わってしまった…
この二宮さんが、
許すわけ……
ないよ……。
