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届きそうで、届かなくて、、、届けたくて。

第13章 episode12 ~*追い討ち*~


唯side
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12時を過ぎたが、二宮さんはまだ帰ってこない








明日も早いので、いつもだったら先に寝てしまう







だけど今日は、明日は休日だし、




昨日のことを謝っておきたくて、あくびをしながら二宮さんを待っていた












もう眠たくてリビングでカクカクしてたころ、















ガチャ











二宮さんが、帰ってきた






ようだった








「二宮さん!大丈夫ですか!?」







和「はぁっ、はあっ、」






様子がおかしい二宮さんと、



だれかもう1人いた









急いで玄関へ向かうと、




和「はぁっ、ゆ、いっ、」











熱でぐったりした二宮さんが誰かに支えられていた







「ちょっと、失礼します」






男の人は慣れた手つきで二宮さんの部屋に入ると、二宮さんをベッドに寝かせた







そして、





「すみません、申し遅れました







二宮のマネージャー、小川です






二宮がいつもお世話になっています」




二宮さんのマネージャーさんは、私に名刺を渡すと一礼した












それから、事情を説明してもらい、




マネージャーさんが揃えてくれた、冷えピタやスポーツドリンクなどなどを受け取り、






「明日は一応午後2時からありますが、熱が下がってないようでしたら連絡してください






では、よろしくお願いします。」







マネージャーさんは帰っていった







気まずい私と、熱でやられて思考回路が回ってないだろう二宮さんが取り残された

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