
届きそうで、届かなくて、、、届けたくて。
第19章 ~*試練(二宮さんのその後)*~
楽屋を出ると、どっと疲れが出てきて
ヨタヨタと廊下を歩いた
あの2人(天然)の真後ろに唯がいたならば、
ストーカー女とのやりとりは見えてしまっただろう
和「はぁっ………」
「二宮さん、また調子良くないですか?」
隣にいたマネージャーが心配していた
和「まぁ、大丈夫で「あら~!和じゃないの!!」
後ろから俺の天敵の声がした
無視して歩いていると、ヒールのコツコツとした音が速くなって
気づいたら、天敵は、俺の前にいた
ミオリ「和って……もうフリーよね?」
和「……んで知ってんだよ」
ミオリ「なぁんででしょうね?風の噂かしら?
まぁ、和も可哀想よねぇ、2人の幸せを考えて別れるなんて恋愛小説じゃあるまいし。」
マネージャーを見ると驚きの顔をしていて会話する俺らを交互に見つめていた
和「てか、お前には関係ねぇよ」
ミオリ「関係あるわよー、これで堂々と和といれるじゃない?」
「みー!ちょっと話があるのよ!」
ミオリ「何?」
あいつとあいつのマネージャーが話してる間、
俺のマネージャーは
「二宮さん、マジですか……?」
俺に質問責めをしていた
