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甘いキスを永遠に

第83章 幸せにありがとう

「さあ、帰りますか。我が家へ」


「うん、帰ろう」


元哉はエンジンをかけた。


私はさっき貰ったばかりの右指の指輪をジッと見つめた。


ん?


こっこれは…


「元哉…この指輪…」


「ティファニーだよ」


どや顔でさらりと言い、ハンドル切った。

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