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甘いキスを永遠に

第12章 目を覚ませ

私は服を脱ぎ捨てて、ベッドに潜った。


泣きそうになる気持ちを必死で抑えながら…


もう甘い夢のような恋はお終い。


瞼をギュウッと瞑って、泣くな、泣くなと呪文のように唱えて布団に丸くなった。


でも眠れなかった。


元哉が抱いてくれるぬくもりがなくて寝つけなかった。


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