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甘いキスを永遠に

第13章 元哉どうする?

麻実を迎えに行った時だ。


裏口に俺と同じように待つ男がいた。


真面目そうなサラリーマンだ。


麻実が出てくるとヤツの足が一歩動いた。


麻実はヤツに気づかず俺に真っ直ぐ向かってきた。


ヤツの足が止まり、俺をジッと見た。


その後の麻実を切なく見るあの目。


間違いない。


麻実の元カレだ。


俺は焦る。


焦って麻実に無我夢中になる。


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