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甘いキスを永遠に

第16章 ピリオド

喫茶店のドアを開けると和真は直ぐに見つかった。


「ごめんね。待った?」


「いや‥」


私は和真と同じアメリカンを頼んだ。


「元気?」


「元気じゃないよ。生きた心地しなかった。夕べなんか寝れなかったよ」


そう言いながら苦笑いする和真は、私の答えが予想出来てるようで哀しく見えた。


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