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甘いキスを永遠に

第22章 サービスエリア

私、この旅行で結婚する静香よりラブラブするって決めたんだ!


そう意気込んで元哉の元へ歩いて行くと、元哉も煙草を消して私へと向かってきた。


「お待たせ」


そう言って屈んで頬に軽くキスをした。

煙草の匂いがふわりとした。


でも元哉っぽくて嫌じゃない。


なんだかぽうっとしてしまった。


「麻実ちゃん?」


はっと我に帰る。


元哉は「大丈夫?」と顔を覗き込んだ。


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