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甘いキスを永遠に

第29章 王子?

「ねえ、なんで乗馬が出来るの?」


「小さい時から乗ってたんだ。一時騎手になろうかと思ったぐらい」


「へえ」


意外な元哉の夢に驚いた。


「でも、俺メキメキデカくなっちゃってさ。諦めた」


確かに騎手は皆小柄で軽そうな人ばかりだ。


「そっか…そんなに好きだったんだね」


キサラギは私達を気遣うようゆっくりと進む。


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