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甘いキスを永遠に

第5章 ウキウキとブレーキ

元哉の自転車でゆらりゆらり揺られながら、ほろ酔い気分で元哉の背中に寄りかかる。


「元哉、歌って」


「ははは…やっぱ好きなんじゃん。俺の歌」


「好き…好きよ…」


酔った勢いで言ってみる。


「麻実♪…麻実♪…
俺の可愛い麻実♪…」


ずっとこうしていたいと悔しいけど思う自分がいた。


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