テキストサイズ

甘いキスを永遠に

第50章 母の言葉

翌日二人で母の病室を訪れた。


「お母さん、元哉来たよ」


母は嬉しそうに起き上がった。


「元哉さん、わざわざありがとう」


「どうですか、調子は?」


「ええ、麻実が来てくれて少し良いみたい」


母は柔らかく笑った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ