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甘いキスを永遠に

第51章 愛を放つ

元哉の胸に寄り添って微睡んでいたら、私の髪を撫でながら


「明日、婚姻届出そう」


と真っ直ぐ言った。


「明日?」


「早い方がいい。

俺がここに住む以上お母さんの手前、同棲は出来ない。

式はお母さんの体調を考えると近くのあのデカいお宮だな。

披露宴はお母さんの事があるから盛大にはできないな。

身内だけでいい?

場所はうちのホテルの大広間借りればいいし…」

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