テキストサイズ

甘いキスを永遠に

第52章 秋色結婚式

翌日私達は戸籍上晴れて夫婦になった。


あまりの急ピッチさに何だか分からないが心は気分が良かった。


私が岩崎なんだ。


何度も新しい名前を口にした。


「岩崎 麻実…岩崎 麻実…」


うん、ゴロは悪くない。


「岩崎さん!」


元哉もふざけてそう呼んだ。


車で病院まで送ってもらい、元哉は仕事に向かった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ