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甘いキスを永遠に

第53章 親孝行

凄い…


私そこまで考えられなかった。


思いつきなのか全てが元哉の計画なのか分からなかったが、元哉の思惑通りなのは間違いない。


「早く、お母さんに教えておいで」


「うん!」


私は立ち上がり部屋を出ようとした。


「あっ麻実ちゃん、階段気をつけてね」


にっこり笑った元哉の顔はもう私よりずっと大人びていた。

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