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甘いキスを永遠に

第54章 ちょっとハプニング

「じゃ、内診しますから、そちらで準備して下さい」


鈴木君は当たり前のように言った。


「…はい」


なんか妙に緊張した。


参ったな。


でもここでやっぱりいいですとは言うのは失礼極まりない。


私は腹を括ってカーテンを捲り、下着を脱いで診察台に乗った。


カーテンの向こうでゴム手袋をする音がした。


私は目をギュッと閉じた。

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