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甘いキスを永遠に

第54章 ちょっとハプニング

会計を済ませ、病院を出て車に乗ったら、元哉は明らかに機嫌が悪かった。


「なんか、ホント偶然だから…」


「分かってる」


「病院…お母さんと同じ総合病院に変えるから」


「あたりまえだ」


怖い…元哉ってこんな顔するんだ。


同級生って事だけでこんなになるなら、付き合ってたなんて死んでも言えないと思った。


そのまま自宅に着くと元哉は仕事に出掛けてしまった。

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