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甘いキスを永遠に

第60章 ホームパーティー

慣れた手付きで鮪を捌き始めると、
子供達は真剣な眼差しで元哉の手元を
食い入るように見ている。


子供は好奇心いっぱいだ。


「海クンママ!
海クンパパちょっと格好いいね」


智也クンママが私に小さい声で言った。


私は小さく手を横にパタパタ振って謙遜したが、
真剣な眼差しで包丁握る元哉は、
どんな時より格好いいと密かに思っている。

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