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甘いキスを永遠に

第60章 ホームパーティー

「格好いいよ。
元哉は世界で一番格好いい私の旦那さん」


私が元哉の顔を覗き込むと照れくさそうに笑ってた。


「帰ったら、ちゅーしてね、麻実ちゃん」


「うん」


春は直ぐそこまで来ていて夕焼け空が優しく見えた。


海はもう直ぐ一年生になる。


真新しい海の机には真っ黒いピカピカのランドセルが準備されていた。

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