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甘いキスを永遠に

第61章 来客

何だか私まで恥ずかしくなった。


しかしそこは兄弟だ。


「じゃあ、仁美入ろうか」


と貴一さんが立ち上がり、仁美さんの手を引いた。


「すみません、お先に」


仁美さんは恥ずかしそうに、でも嬉しそうに、浴室に向かった。


私は微笑ましく思った。


元哉もニコッと私に笑いかけた。

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