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甘いキスを永遠に

第63章 聞こえるよ

すると階下から…


仁美さんの声がうっすら聞こえた。


元哉も気づいて、


「ほらね、あっちもお楽しみだ」


ってクスッと笑った。


私も仁美さんのように聞こえてしまったかと思ったら恥ずかしくなって、タオルケットを引き寄せた。


「相変わらず可愛いなあ、麻実ちゃん」


元哉は私の頭をくしゃっと撫でた。

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