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甘いキスを永遠に

第63章 聞こえるよ

「元哉達に負けないくらい、仲良くやってくよ」


貴一さんは私をチラッと見てニンマリして言った。


仁美さんを見たら頬を染めて俯きながらコーヒーを飲んでいる。


やだ、この会話夕べの事?


私は恥ずかしくなって、慌てて空いた皿を取り上げ、キッチンへ向かい洗い出した。


水をジャアジャアと出して…

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