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甘いキスを永遠に

第64章 こんなもんか

そんな日がここずっと続いてる。


俺は麻実を変わらず愛しているのに、最近麻実の愛が見えない。


朝、海が学校へ行った後だ。


「元哉、仕込み行く前、ゴミ出しておいて」


「はいよ」


会話なんてこんなもんだ。


仕込みに行く前にゴミの袋を両手に抱える。


一度、麻実の方を見た。

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