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甘いキスを永遠に

第65章 寂しがりや

夜、海が寝てから元哉の白衣にアイロンを掛けながら、テレビを見ていた。


ニュースで犬の保健所の事をやっていた。


捨てられた犬達の映像…その犬の目…


私はハッとした。


あまりにも今日の元哉の目に似てたから。


私が着物を脱いだ時、頭にキていて元哉の伸ばした手を祓ってしまった。


その時の目…


私の子犬ちゃん!

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