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甘いキスを永遠に

第70章 夏の日の思い出

私は元哉をはねのけ、海の元へ行った。


「どうしたの?」


「トイレ…」


「分かる?場所」


「うん…」


海はトボトボ、トイレに向かった。


元哉を見て苦笑いすると、元哉は頭を掻いて小さく笑った。


そして真顔になりグラスに残ったワインを一気に飲みした。


「麻実、飲もう」


「うん…」


結局、かなりワインを飲んで私達は潰れるように布団に入り込み寝入った。


元哉に可哀想な事しちゃったな…


はねのけるなんて…


ごめんね、元哉…

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