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甘いキスを永遠に

第76章 母として

でも今度は避けた。


「止めて下さい」


抱き締めた腕を振り解いた。


私は涙を堪えた。


「認めます。あなたに惹かれてました。
でも家族を捨てる勇気はないです。
アドレス消して下さい。私も消しますから」


私は踵を返し店に戻った。

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