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甘いキスを永遠に

第77章 元哉の決意

***元哉side***

ヤバい、俺はかなり動揺している。


俺の勘って当たるんだ。


あの客の麻実を見る目でピンときてしまった。


麻実が携帯を握りしめて店から出た後、裏口から俺も出て様子を見てしまった。


立ち聞きは悪趣味だなんて言ってられない程の胸騒ぎを感じたんだ。

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