テキストサイズ

あたしの彼氏はエッチな先輩♪

第4章 初めての先輩とのデート

そんなかっこいいことをサラッと口にする先輩


あたしは葵に申し訳ない気持ちでいっぱいだった


「里沙ちゃん…?俺といるときは彼氏のこと考えないで…?」

「えっ……?///」



健太先輩は真っ直ぐな目であたしを見ている



「今は…俺のことだけ考えて」



「………いいんですか…」


「え?」

「先輩のこと…考えてもいいんですか…?」


気づいたら涙が頬をつたっている


そんなあたしを健太先輩は優しく抱き締めてくれる


「いいよ、今は俺のことだけだからね…」



あたしたちは電車の中だということをすっかり忘れていた



「あ、ついたよ!」


「ぁ…はい♪」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ