テキストサイズ

ダメってわかってる…

第2章 出逢い

『ダンダンダンダン』
ボールの音


『頑張れー」
応援の声


体育館は、熱気に包まれていた


二階のギャラリーで、応援することにした私たちは、空いている所を見つけ、男バスの試合を見ていた


『ドンッ』


誰かが、私の背中にぶつかってきた


「「痛っ」」


振り向くと、他校の男子が数名…


「ごめん!!大丈夫?」

身長は、170以上あるかないかの男が立っていた


「あっ…はい
大丈夫です私の方こそ、すいません」


「海斗〜、怖がってんじゃん」
数名の男子が、ひやかしていた

「う、うっせぇよっ!!
あの、本当ごめんね」


「いえ…、全然…、大丈夫ですから…」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ