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不良系男子×真面目系女子

第1章 転校先

担任:呼んだら入ってきて。
美魅:はい。

あー、さっきの人とゎ同じ学年も嫌だし同じクラスなんてもってのほかだよー………

担任:どーぞ。

あ、行かなきゃ。
ふー。ガラッ
先生の隣まで行き、正面を向く。

美魅:滝沢 美魅です。えっと、っあ?!
?:あ?チッ。さっきの…

最悪だ、最悪すぎる。
こんなことってある?
よりによってさっきのさいてー男と同じ学年、同じクラスって!
神様、仏様!
どーか嘘だと言ってください…

担任:滝沢さん、心の声全部漏れてる。
美魅:え、嘘?!
?:お前…コロス。
男子:おい、転校生。お前錦乃に馴れ馴れしいぞ。
美魅:はぃ?馴れ馴れしい?
男子:そーそー。礼儀ってもんないんじゃねーの?
美魅:いや、少なくともあなたたちよりは常識もってますし、礼儀もあります。
男子:なんだと、ゴラァ!!!
美魅:すぐにそーやって怒鳴る……。だからあんたたちみたいなヤツらは嫌なの……!!
男子:てめぇ……
担任:うるせーんだよ。ちょっとは黙ってろクソ餓鬼。
シーン
担任:じゃぁ滝沢さんの席はあそこね。

そうやって指されたあたしの席は……
あのさいてー男の隣。
そして前はさいてー男の友達と思われるヤツだった。

美魅:も………やだぁ。

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